動画クリエイターになるには、特別な資格は一切必要ありません!
まぁ、箔が付く、履歴書や経歴に書けるくらいなものだと思っていただけたらいいかと思います。
確かに、資格は客観的に評価できる対象にはなりますが、資格取得のために勉強をするなら、スキルやセンスを磨くことに注力した方が確実に役に立ちます。
では、映像クリエイターになるためには何が必要かと言うと、ツールを使いこなせるスキルと人を引き付ける動画センス、要するに実力です。
映像クリエイターとして就職、転職したいのであれば、表現力とセンス、向上心や熱意、アイディアを生み出すための情報収集力など、「就職に役立つ」と言われているものですね。
フリーランスとして映像クリエイターで活躍するためには、実績、知名度、営業力です。
個人的には、英語力があればベストかなぁと思います。
ちょっとそれだけでは漠然とし過ぎていて、一体何から始めたら?と言う感じですが、映像クリエイターを目指すのであれば、技術を身につけて自分をアピールできるだけの作品を作り上げることが先決です。
資格取得より作品作りをキーワードに、学習を進めて行く方法をご紹介します。
- 動画クリエイターになるためにあってもいい資格
- 映像クリエイターになるには独学でいいのか?
- 映像クリエイターのざっくりとした年収
- 仕事受注の方法
- 最短でプロとして活躍するためのおすすめ専門スクール
動画クリエイターになるために取っておくといい資格はある?
まずは、映像クリエイターに関連する資格からご紹介します。
動画クリエイターに特化した資格は、今のところ国家資格にも、民間資格にもありません。
ですので、特に取っておいた方がいいよ!と言う資格はないんですよね・・・
あくまでも実力の世界ですので。
すでに作品やポートフォリオは作った!もう少し就職先やクライアントにアピールできるものが欲しい。と言う場合には、資格取得もアリかもしれません。
技術系資格
IT系企業に就職・転職を考えている場合、画像処理や映像関係の知識を身につけたい場合には学んでおくのもいいかもです。
画像処理エンジニア検定
画像処理エンジニア検定は、ソフトウェアやシステムなどの開発を行うための知識・スキルを測る検定なので、想像しているものとはちょっと毛色が違います。
ただ、デジタル画像処理に関する専門知識を身につけることができます。
- デジタルカメラモデルとビジュアル情報処理の原理を対応づけて理解する知識
- 画像の濃淡変換に関する各種処理技術についての基礎的な知識
- 画像から情報を抽出するための主要な方法についての基礎的な知識
などの基礎知識を学びたいならおすすめです。
色彩検定
色彩検定は、色彩に関する知識や技能を問う検定試験で、いわゆるカラーコーディネーター系の資格です。
色彩スキル向上のための資格なので、かなり幅広い分野でその知識を活用できると思います。
クリエイターとしてのセンスを磨くために、色彩感覚を身につけるのはおすすめです。
CGクリエイター検定
CGクリエイター検定は、専門的な知識とスキルが必要になりますので、CGを学んだ人でないと資格取得するのは難しいですね。
また、CGクリエイターとして就職を考えている場合でないと、必要ない資格になります。
なくても全然OKです。フリーランスなら全く必要ありません。
マネージメント系資格
マネージメント系資格は、持っておくと履歴書に書けるという特典があるので、就職や転職向きですね。
ITパスポート⇒基本情報技術者⇒応用情報技術者と言う風にレベルアップしていきます。
どうしても!と言う場合以外は、ITパスポートは必要ないと思います。始めるのであれば、基本情報技術者試験からですね。
ITパスポートは、学生さんが履歴書に書けるという特典はあります。
コンテスト入賞を目指す
映像クリエイターの場合は、資格よりコンテスト入賞が役に立ちます。
専門の資格がない分、コンテストでの入賞が客観的に実力を判断する材料になるんですね。
ショートフィルム系のコンテストは、毎年テーマに沿った作品の募集があります。
制作した作品は、就職先やクライアントへのアピール材料にもなりますので、コンテストに合わせて作品を作ってみるのもオススメです。
映像クリエイターになるには独学でOK?
映像クリエイターになるため学習を始める際、まず考えるのが独学か、通信教育を含めたスクールに通うかですよね?
もちろん独学でもOKですが、それなりのデメリットもあります。
携帯アプリを使ってサクサク動画編集ができる時代です。プロになるためには、しっかりとしたスキルとセンスが重要になってきます。
映像クリエイターを独学するメリット・デメリット
独学で映像クリエイターになるためには、どこから勉強を始めたらいいのか、どういう手順でスキルアップしていけばいいのかを知ることが問題です。
独学でスタートすると、自分が使いたいエフェクトなどの手法を単発で学習して作品を作り上げてしまいがちです。
ですので、基礎の部分があやふやなままになってしまう可能性もありますね。
スクールで学習する場合は、基礎からしっかりと固めて手順よく進むので、学習の無駄がないというのがメリットだと思います。
独学のメリット
- お金をかけずに学習できる
- 途中で辞めても諦めがつく
- 目的の作品を早く作ることができる
最近は、YouTubeなどでチュートリアルも多く、無料で学習できる環境があります。
独学だと気軽に始められて、自分のペースで学習を進めることができますよね。
ただ、始めやすい代わりに学習のモチベーションを保つのは大変かも。
また、チュートリアルは英語の物も多いので、英語力があるとベストですね。
一つの作品だけ作りたい場合だと、チュートリアルを見つけながら作り上げていくと意外と早く完成したりします。
プロとしてやっていけるだけの技術を手に入れるには、かなり時間をかけて学習する必要がありますが、個人的に利用するレベルのものなら、独学で十分だと思います。
独学のデメリット
- 自分で学習スケジュールを組む必要がある
- 良質な書籍のチョイス、チュートリアルの検索力が必要
- 作品作りにばかり力を注いでしまいがち
独学のデメリットは、まず学習のスケジュールを自分で組む必要があることです。
書籍を選んだり、初心者からでもスタートできるチュートリアルを探したりと、結構学習をスタートするまでが大変なんです。
また、教材選びで失敗してしまうと、無駄な時間を費やす羽目になりますね。間違った知識のまま進んでしまうのも、ちょっと怖いですよね?
私も独学派なんですが、いつも困るのは応用ができないと言うことです。チュートリアル通りのものを作れても、応用が利かなければオリジナル作品を作ることは難しいです。
一つの作品を作り上げることに集中しながら学習すると、応用力が付きにくいというのはデメリットだと思います。
動画クリエイターを仕事にするにはどうしたら?
動画クリエイターを仕事にするには、3つの方法が考えられます。
- 映像制作会社に就職・転職する
- 仕事をしながら副業として動画クリエイターの案件を見つける
- フリーランス・起業する
動画クリエイター1本で行きたい場合は、映像制作会社に就職してスキルやノウハウを学ぶのが一番手っ取り早いですね。
実績や人脈ができてから、フリーランスとして始動、起業が安パイかと思います。
副業として動画クリエイターをするにも、技術力、営業力は必要です。
営業力を手に入れよう!
フリーランスとして仕事を受注するには、積極的な営業活動がカギを握っています。
作品とポートフォリオができたら、やっておきたいことをご紹介しますね。
- 映像関係制作会社に持ち込み
- SNS・YouTubeなどを活用
中小企業であれば、作品の持ち込みをしても意外と時間を取ってくれる場合が多いです。メールでの売り込みも、ある程度はできると思います。
ダメ元で勇気をもってやってみてください。行動力が重要です。
TwitterやFacebook、Instagramを利用するのもいいですが、おすすめなのはLinkedInです。
英語力は必要になりますが、多くのクリエイターが集まっています。CEOクラスと交友を持てるのもおすすめポイントです。
積極的に発言をして、横のつながりも増やしていってください。仕事を紹介してくれる人も多いですよ。
質問にはしっかり答えてあげること。協力し合っていくと、仲間を増やせます。
また、動画編集を学べる専門スクールの中には、仕事受注までをサポートしてくれるものもありますので、即仕事に繋げたい場合はスクール選びも重要になりますよ!
動画クリエイターの年収はどのくらい?
動画クリエイターとしてやっていくのに、一番知りたいのは年収ですよね?
確かに、面白い仕事ではありますが、やりがいだけでは食べていかれません。
動画クリエイターの年収の目安は、300万円~1,000万円。
結構開きがあるのは、知名度と実績、営業力によるものです。
クリエイティブな仕事は、自給に換算してしまうと結構悲しいものがあるんですよね。
クライアントがどの程度動画制作の知識があるか、ここも価格に反映されるんです。
動画クリエイターとして稼ぐには、まずはスキル。
一般の人でも簡単に動画編集ができる時代です。仕事として請け負うには、高いスキルとセンスが必要です。
そのためには、知識が豊富であること、最新の技術を取り入れる柔軟性があること、情報に敏感であることも大切。
まずは、高いスキルを身につけることに集中することをおすすめします。
どこにでもあるような動画では稼げません。はっきり言って、誰でも自分で作れます。
動画広告の需要は益々伸びます。差をつけておくなら今ですね。
おすすめの動画編集・映像クリエイタースクール
独学もアリですが、目的を明確にして集中して学習するには、専門スクールで学ぶ方がプロへの道に早く近づけます。
おすすめはオンラインスクールです。仕事をしながらでも、海外からでも受講が可能なので、ライフスタイルに合わせて学習することができます。
今回ご紹介するスクールは、修了後に仕事受注サポート、仕事依頼があるもの、就職・面接での強いサポートがあるものを厳選しています。
ただ学習するだけでは終わらないので、有効に活用してください。
また、受講前には無料相談を利用することをおすすめします。自分の学習目的にしっかり合っているのか、確認してください。
- 自分の目的に合った学習内容か
- 学習期間に無理はないか
- 料金的に妥当か
- しっかりとした学習サポートがあるか
- 仕事受注・就職サポートがあるか
ここら辺をしっかりとチェックして、選んでください。
1か月集中学習:TechAcademy(テックアカデミー)
テックアカデミーは、現役エンジニアの講師からマンツーマンで学べるオンラインスクールです。
テックアカデミーのおすすめポイントは、初心者からスタートして短期間でプロで活躍できるレベルまで学習できること、プラス、コースによっては仕事受注のサポート付きなんですね。
動画編集コース
動画編集コースは、Adobe Premiere Pro CCを利用してオリジナル動画を作成していきます。
3か月間Adobe Premiere Pro CCを無償で利用できる特典付き(日本国内からの申し込みのみなので、海外からだと有料になります)で、最短4週間でコースを修了することができます。
Adobe Premiere Pro CCの基礎から応用まで学習できるので、オリジナル動画が作りたい・YouTuberとして活躍したい方におすすめです。
サポート
- 毎日のチャットサポート
- 課題レビュー(回数無制限)
- 週2回のマンツーマンメンタリング
専属の講師が付きますので、一人一人に合った学習をしっかりとサポートしてくれます。
動画広告クリエイターコース:仕事受注サポートつき
Kaizen Platform社と共同制作したカリキュラムなので、トライアル合格後は同社のクリエイターとして登録可能。
実案件の制作をトップクリエイターがサポートし、動画広告クリエイターとして活躍できる環境を提供してくれます。
身につくスキル
- Adobe After Effectsの基本操作
- 広告掲載先プラットフォームの特徴ごとの制作ポイント
- 動画広告デザインと構成
- 動画広告の作成手順
- クライアントに対するヒヤリングスキル・プレゼンテーションスキルなど
即フリーランスとして活動したいなら、イチオシのコースです。
最短3か月で修了可能です。
- 現在、割引&トレーニングプレゼントキャンペーン中!
- マンツーマン指導で挫折なし♪
~フリーランスとして即、活動可能!~
2か月でプロのクリエイターに:studio US(スタジオ・アス)
studio US(スタジオ・アス)は、動画クリエイター専門のオンラインスクールです。
未経験から2か月でプロになるためのスキルを学習できます。が、2か月で学習を終えるには、かなり頑張る必要がありますね。
studio USは、700本のチュートリアル動画と講師のサポートを組み合わせた学習方法なので、価格面ではお手頃ですが学習への意欲と継続力は必要になります。
studio USのコース
コース内容
- 動画編集コース:Adobe Premiere Pro・After Effectsの基礎
- 動画クリエイターコース:モーショングラフィックなどの動画クリエイタースキル
- 総合コース:上記コース+illustrator・Photoshop・CM作成・仕事獲得方法など
会員サロンでは、定期的にstudio USより仕事依頼があります。
コースを申し込む前に、オンラインで無料相談可能です。
現在割引キャンペーン中なので、詳しい内容をしっかりと無料相談で確認してみてください。
月商50万円以上の動画編集者を目指す:ワンダフルワイフ
ワンダフルワイフのオンライン講座は、初心者からプロとしてすべての市場で通用できるスキルを身につけられるオンライン講座です。
フリーランスクリエイターとしてだけではなく、独自の業界へのパイプがあるので、就職サポート、面接対策が可能になっています。
買い切り型の講座ですが、無期限のサポート付き。納得できるまで何度でも質問できるサポートが永久に続くのは、ワンダルフライフ独自のサービスです。
ワンダフル ムービーエディター
このコースでは、YouTube向け動画・動画CM・アニメーションの3分野を、動画コンテンツで学んで行きます。
また、動画制作を基礎から学べるだけでなく、動画編集者・ディレクターとして一歩進んだ稼ぎ方まで学習が可能。
案件獲得のスキルも身につくので、フリーランスとして即仕事に繋がる技術が手に入ります。
学習期限、サポート期間の制限もありませんので、ゆっくりと学習に取り組みたい方にもお勧めです。
まとめ:映像クリエイターになるには
動画広告の需要は今後も伸びていくことが予想されます。
動画編集は取り掛かりのハードルが低く、アプリやフリーソフトで手軽にできてしまうこともあり、映像クリエイターと名乗るのも割と簡単なんですね。
そのため、映像クリエイターが増えてきているのも事実ではあります。
でも、無料アプリやフリーソフトを使って簡単に作れる動画と、高いスキルで制作される動画の質は歴然です。
ユーザー自体も、自分で動画を制作可能なので、質の高いコンテンツを求めていきます。必然的に、スキルのない映像クリエイターは淘汰されていくことになりますね。
この局面を乗り切るには、プロとして活躍できるだけの高いスキルを身につけられ、仕事受注までをサポートしてくれるスクールを利用するのが手っ取り早いかと思います。
今回ご紹介した専門スクールは、映像クリエイターとしての技術を基礎から学べ、案件獲得、就職までをサポートしてくれるものを厳選しています。
明確な目標をもって学習すれば、かなり早道になりますので、夢に向かってスタートしてください。